帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「えにし ~所縁~」

episode2 えにし ~所縁~」
ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』第2話
2017年1月2日配信(第2話)
脚本 小林弘利
監督 小中和哉

 

クグツベムスター
身長 46m
体重 6万1千t
惑星ルーリンでオリジン・ザ・ファーストと戦う。
その後、宇宙に逃亡した先でミコットとリッカが乗るスザーク号を襲撃し、助けに来たオリジン・ザ・ファーストと再び戦う事になる。

 

宇宙悪魔ベゼルブ
身長 2m~50m
体重 400kg~4万t
惑星カノンや惑星ザインでアマテ達の動向を見ている。

 

宇宙悪魔クイーンベゼルブ
身長 60m
体重 4万4千t
惑星ルーリンで自分の子であるベゼルブが倒されたのを知って悲しむ。

 

石化魔獣ガーゴルゴン
身長 55m
体重 5万5千t
先代の戦神と戦い惑星カノンに大きな犠牲を出した。
石化光線を放つが戦神の光線で押し返されて石化して倒れる。

 

物語
ガイはベゼルブに親を殺された少年モークスの引き取り先を探す。
一方、惑星カノンではライゴウとシンラの対立が激しくなって……。

 

感想
協力を求めるサイキに対し、シンラは自分の本当の目的はサイキの殺害で既に爆弾をセットしている事を明かす。
前回の「きらぼし ~煌星~」でサイキはシンラもクグツ怪獣と同じく自分の意思を持たずに女王の支配下にあると言っていたが、実際のシンラは女王の指示を無視して独断で相手を殺害しようとする意思を持っていた。
因みにこの事を知ったサイキは「脅しているつもりだったのに私が脅されているわけだ」と呟いている。平和がどうこうと大層な事を言っていたのだがやっぱり脅しだったのね。

 

惑星ルーリンでは怪獣に親を殺された子供に向かってガイが「誰一人犠牲を出さない」と約束するが、それを聞いたジャグラーは「出来ない約束はするな」と注意する。この時、ガイはジャグラーの話を「言い訳。正しい。お利口」と言い、ジャグラーはガイの話を「想い。愚か」と言っている。こうして見るとガイとジャグラーは共通点もあるけれど根っこの部分は真逆な事が分かる。
おそらくだがジャグラーは「約束した以上、一人でも犠牲を出した時点で駄目だ」と考え、ガイは「一人も犠牲が出ないように頑張り続ける」と考えている。ガイは「頑張り続ける」と言う過程を重視し、ジャグラーは「犠牲を出した」と言う結果を重視しているのだと思われる。(なので、ミコットと言う犠牲が出た事がジャグラーの心の引き金を引く事になる)
こう言う考えの違う二人が一緒にいた場合、ジャグラーの方がガイと一緒にいるのが苦痛になってくるような感じがする。

 

ライゴウはシンラを「女王の父親のつもりでいる思い上がった人物」と称する。
アマテを戦神に変身させて戦わせるかどうかでライゴウとシンラは対立しているが、ライゴウはその対立の原因を自分はアマテを兵器と考えシンラはアマテを娘のように考えているからと分析しているようだ。兵器扱いもだが娘扱いも実はアマテを自分の所有物扱いしていると考える事が出来る。つまり現在の惑星カノンは女王であるアマテではなく、そのアマテを自分の支配下に収めようとするライゴウとシンラによって動かされていると見る事が出来る。

 

オリジン・ザ・ファーストの初戦は数メートル程の大きさだったが今回登場したクグツベムスターは40メートル級の大きさを誇る。ガイがオリジン・ザ・ファーストに変身すると最初は数メートルの大きさで「大丈夫か!?」と思ったところでクグツベムスターと同じ大きさまで巨大化している。こう言う場面があるとウルトラマンや怪獣の大きさが分かりやすくて良い。

 

この頃のオーブはまだ技が少ないのでとりあえずオリジウム光線を撃って何とかしようとしているが、連射した為にエネルギーを消耗してしまうと言うのがいかにも初心者と言う感じ。

 

今回の話はいくつか描かれていない場面があり、ライゴウとシンラのどちらがアマテの敵であるのか分からないようにされている。

 

地球の話は超古代文明と言う平成ウルトラシリーズの始まりである『ティガ』の第1話「光を継ぐ者もの」を思わせるものと古代の巨大植物が現代に蘇ると言う昭和ウルトラシリーズの始まりである『Q』の制作第1話「マンモスフラワー」を思わせるものがある。
一方で惑星カノンを巡る話は地球以外の星を舞台にしたスペースオペラになっていて、こちらも昭和ウルトラシリーズでは『メロス』、平成ウルトラシリーズでは『ベリアル銀河帝国』と両シリーズの後期の作品を思わせるものになっている。

 

 

 

 

ウルトラマンX ウルトラ怪獣DX ガーゴルゴン

ウルトラマンX ウルトラ怪獣DX ガーゴルゴン

  • 発売日: 2015/08/08
  • メディア: おもちゃ&ホビー