帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第15話~第21話

 

「ドリームマッチ」
2021年10月16日配信
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第15話
脚本 足木淳一郎
編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

アブソリューティアンへの対策の為にギャラクシーレスキューフォースとの連携を強めるデラシオンのジャスティスと宇宙保安庁のセブン21がせっかくの機会だからと手合わせをする。
こういうレアな組み合わせが見られるのが本作の面白いところ。短編の無料配信とは言え、ジャスティスとセブン21がメインの回が作られるなんて本作が始まる前の自分に言っても信じられなかっただろうなぁ。

 

 

 

「歴戦の技」
2021年10月23日配信
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第16話
脚本 足木淳一郎
編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

前半は歴代ウルトラマンの技を紹介していくテレビ東京の帯番組シリーズのような内容。そして後半はそれらを参考にリブットの技リモートカッターの誕生秘話となる。
先輩ウルトラマンの技を研究して新たな技を会得するのは『ウルトラマン物語』を思い出す。

 

 

 

「怪獣惑星」
2021年10月30日配信
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第17話
脚本 足木淳一郎
編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

あれ? ウルトラシリーズで「怪獣惑星」と言うタイトルはまだ使われていなかったのか。意外。『大怪獣バトル』辺りで使われていそうなイメージがあった。

 

今回の話でリブットはメロスに比べて状況の理解がやや遅いところが見られる。
今回の話に限らず本作のリブットは全体的に経験が浅い若者と言う描かれ方になっている。
地球に来る宇宙警備隊のウルトラマンは何だかんだ言ってエリートに近いので、地球の風習に疎くておかしな言動をする事があっても怪獣の対処で判断が甘かったり遅かったりする事は少ない。ここは意外と今まで描かれていなかった部分と言えるかもしれない。

 

まさかの「つづく」に驚いた。

 

 

 

「スカウト」
2021年11月6日配信
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第18話
脚本 足木淳一郎
編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

前回の続き。
まさかのレイオニクス再登場に驚いた。
今回登場したババルウ星人(RB)は『大怪獣バトルNEO』の「困惑の再会」に登場した個体との事。まさかこの話から12年後にババルウ星人(RB)と再会する事になるは思わなかった。
因みに今回登場したババルウ星人(RB)は『大怪獣バトルNEO』の「困惑の再会」でレイに敗れた後、漫画の『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャーNEO』で主人公のアサマ・アイにも敗れて手持ちのアントラーを失ってしまい、今は落ちぶれて野盗紛いに身をやつしたと言う設定らしい。

 

まさかのレイオニクス再登場に驚いたが、それが『大怪獣バトルNEO』に出た個体だったのにも驚いたし、最後はギャラクシーレスキューフォースに参加する事になったのにも驚いた。

 

 

 

ババルウ星人RB」
2021年11月13日配信
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第19話
脚本 足木淳一郎
編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

ババルウ星人RBをまだ信用出来ないのもあるがリブットの対応がかなり厳しくて、これを見た後に『トリガー』の「オペレーションドラゴン」を見たらリブットが経験を積んで色々と余裕が出た事がよく分かる。

 

憧れたギャラクシーレスキューフォースの実態にショックを受けるリブット。
でも、ケニスのババルウ星人RBを持ち上げてやる気を削がないようして、能力を完全に把握して活用方法まで既に想定しているって実は相当に優れた事だと思う。
まぁ、光の国にはババルウ星人RBやケニスのようなキャラクターはいないので、その辺りでリブットは拒否反応を示しているのかもしれない。生真面目と言うか潔癖と言うか。
尚、『トリガー』の時のリブットはケニスに近いキャラクターのイグニスの扱いが手慣れたものになっているので、ギャラクシーレスキューフォースで彼らとの付き合いが出来たのはリブットにとって大きな意味があったと言える。

 

 

 

「帰郷」
2021年11月20日配信
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第20話
脚本 足木淳一郎
編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

昔のリブットの事を冗談っぽく「文明監視員のひよっこ」と語るゼノン。
これまでのゼノンの登場は事件が起きている時が殆どだったので日常ではこういう感じの人なのかとこの時点で初登場から16年も経ってようやく知れた。

 

「ゼノンにとってマックスは親友」「ゴーデスマガオロチ戦でやって来るのがギリギリだったのはマックスギャラクシーにエネルギーをチャージするのに時間がかかったから」とゼノン関係のエピソードが色々補完された回であった。

 

同じ文明監視員としてリブットとマックスの関係は『大いなる陰謀』の「動き出す陰謀 ーThe Beginningー」で描かれて今回の話でリブットとゼノンの関係が描かれる事となった。

 

前回までの話でリブットはケニス、ポッコラ、ババルウ星人RBがいるギャラクシーレスキューフォースに少し疑問を抱いていたが、今回のゼノンの「これまで出会った誰が欠けても今の自分は無い」と言う言葉で考え方が変わったかな。

 

 

 

「訓練」
2021年11月27日配信
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第21話
脚本 足木淳一郎
編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

多種多様な個性が集まって、その個性を認め合って一つの事を為していくギャラクシーレスキューフォースの形を理想的だと語るリブット。
基本的にウルトラマンだけが所属する宇宙警備隊と違って怪獣や他の星の宇宙人も参加するギャラクシーレスキューフォースと言う組織を説明した良い台詞。
「多様性」が作品に求められるようになった時代にウルトラシリーズだからこその形で「多様性」が示された話だったと思う。

 

だらしないおっさんのババルウ星人RBと生意気少年のポッコラの相性が抜群に良かった。