帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第1話~第7話

『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』
2021年7月10日~2022年1月22日配信

 

『タイガ』『Z』では本編を補完するボイスドラマがYou Tubeで配信されたが、『トリガー』では本編を補完するスピンオフはツブイマで配信される『ナースデッセイ開発秘話』が担い、You Tubeで配信されるボイスドラマはギャラクシーレスキューフォースに所属したリブットを主役に据えた作品であった。
これによって無料のYou Tubeで『トリガー』と『ギャラクシーレスキューフォース』が配信され、有料のツブイマではよりコアな『ナースデッセイ開発秘話』とギャラファイシリーズが配信される形となった。

 

「入隊」
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第1話
2021年7月10日配信
脚本 足木淳一郎
編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

『大いなる陰謀』の「動き出す陰謀 ーThe Beginningー」の後日談でリブットとソラのギャラクシーレスキューフォース入隊初日のお話。

 

ソラ「まだ分からない事も多いじゃない、ギャラクシーレスキューフォースって。色々と知っておいて損は無いと思うの。私達にとっても皆さんにとっても」、
リブット「皆さんって……」、
ソラ「ほら、向こうの……」、
リブット「ソラ、あまり軽率に壁を乗り越えるのはどうかと……」、
ソラ「え?」。
いきなり第四の壁を越えてきて驚く。それもゼロやベリアルではなくリブットとソラと言う真面目キャラでやったので不意打ちでかなり驚いた。

 

今回は「動き出す陰謀 ーThe Beginningー」のラストに登場したシーサーの紹介。
「グクルシーサーの同族」と言う設定なので実は『つなぐぜ! 願い!!』に登場したグクルシーサーとは似ているが違う種族と言う事になる。(『Z完全超全集』ではグクルシーサーとして紹介されていたが)
つなぐぜ! 願い!!』では沖縄の大地を守る存在だったグクルシーサーが宇宙で活動するギャラクシーレスキューフォースに所属していた事に驚いたが、今回の説明によるとシーサーはグクルシーサーとは違う種で科学文明が発達して自然が脅かされる事で数が少なくなっていく中、ある惑星にいた個体が存在が消えかけていたところをイザナ女王にギャラクシーレスキューフォースを紹介されたとの事。

 

 

 

「ソラ」
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第2話
2021年7月17日配信
脚本 足木淳一郎
編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

今回はソラの紹介編。前回に続いてソラの意外な一面が分かる。
ギャラクシーレスキューフォースのレーダーシステムの強化を任されたソラ。
いきなり謎の用語が怒濤のごとく出てきて面食らった。さすがのリブットも引いていたがヒカリやトレギアだったら話に付いていけたんだろうなぁ。

 

ソラが着けている鎧フラワーテクターは一族に代々受け継がれてきたもので様々な厄災から身を守るものと言われているらしい。よく考えたらルーゴサイトの光線を防ぐって凄い防御力だ。

 

 

 

アンドロメロス
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第3話
2021年7月24日配信
脚本 足木淳一郎
編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

今回はメロスの紹介編。
アンドロ警備隊の隊長だったがイザナ女王に誘われてギャラクシーレスキューフォースに入隊する事を決めたとの事。
メロスがアンドロ警備隊を任せたアレスは『トライスクワッド ボイスドラマ』に登場した新しいアンドロ超戦士。

メロスが話す「ゾフィーは私の父セザルの意志を継いでメロスとして活動した時期がある」は実は映像作品の『メロス』の話ではなくてグラビア版の『ウルトラ超伝説』の話。まさかのグラビア版の設定の復活にまたもや驚いた。

 

 

 

「科学局の男」
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第4話
2021年7月31日配信
脚本 足木淳一郎
編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

ヒカリがソラに相談した光の国の新しいアイテムは「複数のウルトラマンの力を複合して使うガジェット」との事。『ジード』に登場したジードライザーとウルトラカプセルの事か、それとも『Z』に登場したウルトラゼットライザーとウルトラメダルの事だろうか。

 

トレギアとソラが抜けた事で宇宙科学技術局はヒカリが殆ど一人でやっているような状況らしい。……これ、ヒカリが惑星アーブに行っていた時のトレギアの負担ってハンパなかったのでは……。

 

リブットとソラはトレギアが科学局にいた時代を知らないようだ。リブットの年齢が5700歳らしいので、今のウルトラシリーズは『メビウス』の頃からかなりの年月が経過している事が分かる。

 

ウルトラマンの力も使い方によっては平和を脅かす脅威となる」と言っていたリブットだが後の『ニュージェネレーションヒーローズ』で彼はウルトラマンの力を悪用するトレギアと戦う事になる。

 

 

 

「イザナ女王」
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第5話
2021年8月7日配信
脚本 足木淳一郎
編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

ギャラクシーレスキューフォースの重要人物であるイザナ女王の紹介編で近年のウルトラシリーズで重要な設定となっているマルチバースの説明回でもある。
イザナ女王の紹介編でマルチバースについても説明があると言う事はイザナ女王と『オーブ』の『オリジンサーガ』に登場した惑星カノンのアマテ女王の関係はやはりマルチバースなのかな。

 

ギャラクシーレスキューフォースは他の次元に赴く事も想定しているらしく、光の国でも相当なエネルギーが必要な次元を超える技術をギャラクシーレスキューフォースが持っている事にリブットとソラは驚く。
ベリアル銀河帝国』では光の国の全エネルギーを集めても一人を別の宇宙に送り込むのが限界となっていたが後の作品では割と簡単に次元を超えられるようになったのはウルティメイトゼロの能力の分析やギャラクシーレスキューフォースからの技術供与があったのかもしれない。

 

 

 

「最強最速のウルトラマン
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第6話
2021年8月14日配信
脚本 足木淳一郎
編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

マックスや文明監視員の説明回であるが、まさかのケサムとケルスの同族ケニスが登場した回でもある。

 

宇宙工作員も文明監視員と同じく文明の監視を生業としていたがこちらは文明を発展させて争いを繰り返して星を汚すような種族は消していた。ケニスはその一方的なやり方に疑問を抱いてギャラクシーレスキューフォースの門を叩いたとの事。
近年のウルトラシリーズマルチバースの設定を導入しているので過去の作品に登場したのと同じ宇宙人が登場しても別の宇宙の出身で過去の作品とは無関係となる事が多いが今回登場したケニスは『マックス』の宇宙の出身との事。意外とこのパターンは珍しいかな。

 

ソラをナンパするケニス。そう言えばケサムもケルスも女性キャラとの話がメインのキャラクターだったなぁ。

 

 

 

「勇士司令部の戦士」
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第7話
2021年8月21日配信
脚本・編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

今回はネオスと勇士司令部の紹介編。
ベムスターを一撃で倒したりシーサーの言葉を理解したりとネオスは全体的にリブットより能力が上と言う描写になっていて「エリート部隊」と言う勇士司令部の設定と合わせられている。

 

ネオスの性格が意外と軽いのはカグラ・ゲンキに合わせてなのかな。