帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第22話~第28話

 

「歌は魔法」
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第22話
2021年12月4日配信
脚本・編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

ソラが歌うお話。
ウルトラマンのうた』って光の国にも知られていたんだね。

 


www.youtube.com

 

 

「相談」
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第23話
2021年12月11日配信
脚本・編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

ソラに好意を寄せるダーダが登場。
幼馴染みの状態から進展が無かったリブットとソラの関係がこれをきっかけに大きく動く事になる。

 

今回は完全にラブコメ回。ウルトラシリーズでここまでラブコメに振った話は無かったかも。ソラのリアクションが実に面白かったw

 

 

 

「サボり癖」
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第24話
2021年12月18日配信
脚本・編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

初めて会った時は散々な評価だったのに今やリブットの中では育成メンバーの中で一番期待している存在になっていたババルウ星人RB。
ケニスも言っていたが身内でも見抜けないレベルの変身能力にアントラーやノーバと言った強豪怪獣を操れるレイオニクスの能力と実はかなり凄い。これで性格がもう少し真面目だったら……。

 

 

 

「ノーバ」
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第25話
2021年12月25日配信
脚本・編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

ババルウ星人RBさんの不遇キャラが完全に定着した回。
まぁ、こういうちょっとズルくてだらしないおっさんは厳しめにした方が良いリアクションをしてくれるからなぁ。

 

ソラのオタクっぽい早口で説明するのって潘めぐみさんのキャラが反映されているのかな?

 

 

 

「手紙」
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第26話
2022年1月8日配信
脚本・編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

最終三部作開幕。

 

ダーダに休日に観光スポットとして有名な星を案内したいと誘われて困るソラ。
ソラ「どうしよう……」、
イザナ「何を迷う事があるのです。休暇を自由に過ごす権利は全隊員に保障されてますよ」、
ソラ「ですが……」、
イザナ「なるほど。ソラには既に心に決めた相手がいるのですね」、
ソラ「いえ、そういうわけではありません」、
イザナ「リブットですか」、
ソラ「な、ななな、なにがです?!」。
お調子者のケニスやお子様のポッコラですらリブットとソラの反応を見た後はあまり二人の関係を壊さないようにしているのにドストレートにバンバン打ち込んでくるイザナ女王に笑ったw マルチバースの別の宇宙の戦神アマテ女王にアドバイスしてほしいレベルだ。

 

 

 

「デート」
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第27話
2022年1月15日配信
脚本・編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

今回はがっつりバトル回。
リブットが「歴戦の技」でのソラとのやりとりで生まれた技リモートカッターを使っているのが良いね。

 

ダーダの目的はソラの科学力と知識量であった。
ダーダが用意した「ちょっとの材料」が実際はどのくらいなのかは分からないが、それでも複数の怪獣達に無限のエネルギーを供給する装置を作れてしまうのは凄い。特にウルトラマンは光の国以外で戦う時はエネルギーの問題が重要となっているので。(実際、ソラは「手紙」で音楽の力でウルトラマンのエネルギーを強化する事が可能である事を証明している)

 

同時期に放送されていた『トリガー』は「闇の支配者」でカルミラとの戦いのクライマックスとなっていた。
実は今回の話はリブット=カルミラ、ソラ=トリガー、闇エネルギーを扱うダーダ=光の化身マナカ・ケンゴと当てはめる事が出来る。カルミラにとって光の巨人トリガーは今回の闇落ちしたソラのようなもので、マナカ・ケンゴは今回のダーダのような大切な存在を変えてしまった敵となるのだ。

 

最終話へつづく

 

 

 

「命に代えても」
『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』第28話
2022年1月22日配信
脚本・編集 坂口俊昭
タイトルCG 渋谷怜央加

 

『ギャラクシーレスキューフォース ボイスドラマ』最終回。
なんやかんやあったポッコラとババルウ星人RBがフォーメーションを組んでリブットを助けてくれる展開はベタだけれどやっぱり燃える!

 

ダダは『初代マン』の「人間標本5・6」では科学力を駆使する宇宙人であったが今回のダーダは「闇エネルギーを発する」「妖術を使う」とちょっとこれまでとは違った感じになっている。同時期に放送されていた『トリガー』の闇の巨人が妖術等を使っていたのでそれに合わせたのかな。

 

リブットとの絆の力がダーダの妖術を上回ってソラが正気を取り戻し、正気を取り戻したソラがリブットに守られるだけでなく自らも戦う展開もベタだけれどやっぱり良い!

 

クライマックスのギャラクシーレスキューフォース集結でのメンバーのバラエティ豊かさはウルトラマン中心の宇宙警備隊やニュージェネレーションヒーローズには無いもので、ヒーローだけでなく怪獣や宇宙人も人気があるウルトラシリーズならではのチームになっていた。

 

一連の事件で力不足を痛感したリブットはもっと強くなる為に怪獣の出現が頻繁に報告されるようになった地球のマレーシアに向かう事に。なるほど。これでリブットが初めて登場した作品『Upin & Ipin』に繋がるのか。海外作品なので繋げるのは難しいかなと思っていたのでこの結末は「そう来たか!」と思わず唸った。

 

fin

 

ウルトラシリーズは最初は謎の宇宙人だったウルトラマンに性格や人間関係を付け加えて段々と人間味溢れる存在へと変えていった。神秘性は薄れたと思うが代わりに親しみが湧く存在となり、キャラクタービジネスとしてこれは一つの形としてアリだと思う。
ウルトラシリーズは怪獣や宇宙人との戦いがメインとなっているのでウルトラマン達も戦いや事件が起きている時の姿が殆どだったのだが、本作によって戦いや事件が起きていない時のウルトラマン達のやりとりを見る事が出来て新たな一面を知る事が出来た。

 

 

 


www.youtube.com

 


www.youtube.com