帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「クリスマスのエリー」

「クリスマスのエリー -神話の幻獣ユニジン登場-
ウルトラマンマックス』第26話
2005年12月24日放送(第26話)
脚本 太田愛
監督 八木毅
特技監督 鈴木健二

 

神話の幻獣ユニジン
身長 47m
体重 3万6千t
時を超えて旅する神話の中の幻の獣。
未来から過去への時間の楕円軌道を12年周期で駆け巡り、12年に一度、12月24日の夜にほんの数秒だけ「今」の時間を通る。
ユニジンが現れる地点の東西南北に北方で宇宙の樹と呼ばれているトネリコの木を立てるとユニジンをその空間に閉じ込める事が出来、そこで水晶(クリスタル)を使えば水晶の中にユニジンを捕まえる事が出来る。しかし、ユニジンが「今」に留まると、その周囲が時空の狭間に落ち込んで消滅してしまう。
古理博士はユニジンを捕まえる事を思い留まり、再び時の中を走り回させる事にした。

 

物語
クリスマス一色の街に出たDASH。
そこでエリーは怪しいお爺さんと出会う。
ユニジンを捕まえようと奮闘するお爺さんをエリーは注意しながらも協力していく。

 

感想
クリスマスイブに放送と言う事でクリスマス回。こういう季節ネタはもっと増やしてほしい。
今回はBGM等をクリスマス仕様にしてくれたのが嬉しい。こういう遊びが出来るのが『マックス』の面白いところ。

 

今回の主役はエリー。
ヒジカタ隊長が「エリーも自分なりに何か活動しているのかもしれん」と言ったように、DASHから離れたエリーは自分なりに色々と考えて行動し感情を発展させる事となった。

 

エリーと古理博士の「いけません、博士」「娘さん、今の感情は?」「○○いる、のようです」のやり取りが面白かった。
自分勝手でいい加減な古理博士に振り回されっぱなしであったが、悩んだ結果、エリーは自分で考えるようになった。
古理博士の半生を聞いての「哀しい……? 寂しい……? 違う……。そうじゃなくて、もっと……」はエリー初めての心の中の声。

 

またの名を「ペテン師博士」と呼ばれている古理博士。
通信装置は回復できなかったが、それでも壊れたエリーを直したのは凄い。
子供の頃に出会ったユニジンを一生をかけて追い、その結果、世間にはペテン師呼ばわりされ、共に暮らす家族もおらず、家もボロボロになり、自分ですらこれまでの人生は幻を追いかけていたのではと不安に思うほど。この辺りは『ガイア』の「遠い町・ウクバール」を思い出す。
あれほどユニジンを追い求めていながら結局はユニジンを逃がしてしまうのは『コスモス』の「雪の扉」を思い出した。
ただし、古理博士は永田やトマノと違って向こう側の世界に消えず、こちら側の世界で生き続ける事となった。

 

ユニジンのデザインは『ポケットモンスター』を思わせる可愛らしいもの。このデザインラインは結構好き。

 

「私は……クリスマスの意味が分かった気がします。クリスマスは……誰もが誰かを喜ばせたい日、誰かを幸せにしたい日……です」。

 

 

ウルトラマンマックス TV COMPLETE DVD-BOX

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  • 発売日: 2012/10/26
  • メディア: DVD