帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

『ウルトラマンナイス』

ウルトラマンナイス
1999年10月9日~2000年3月18日放送
監督 伊藤啓太

 

ウルトラマンナイス
身長 39m
体重 3万9千t
TOY1番星からやって来たウルトラマンで、GOKAZOKU隊の夢星銀河がナイスドリーマーに収納されている秘密のチョコを食べる事で変身する。
身長39m、体重3万9千t、走行時速390km、飛行速度マッハ3.9、ジャンプ力390m、握力3900t、年齢1万390歳と全ての設定がサンキューで揃えられている。
パパパンチ、キキキック、パパパットと言った格闘技を持つ。
ベリーナイス光線を撃ち、さらに特訓でミレニアムクロスと言う光線技も会得した。が、光線技に殺傷能力は無くて敵を追い払うだけらしい。

 

猛毒宇宙人ザゴン星人
身長 ミクロ~44m
体重 0~4万4千t
ザゴン星系第3惑星ザゴン星出身の宇宙人。
語尾に「ザゴン」が付く。
ナイスとは浅からぬ因縁があるらしい。
子分怪獣を使って地球征服を企むが、オモチャを手に入れる方が優先されている?
分身術を使う。「猛毒」っていつ使ったんだろう?
表情の無いデザインがなかなかナイス。

 

食いしん坊怪獣モモザゴン
身長 50m
体重 5万t
ザゴン星系第8惑星モモザ星出身の食いしん坊なザゴン星人の子分怪獣。
耳の部分から超音波を発する。
桃色の怪獣は意外と珍しくて目を惹く。

 

暴れん坊怪獣ブルブルザゴン
身長 55m
体重 5万5千t
ザゴン星系第12惑星ブルザ星出身の暴れん坊なザゴン星人の子分怪獣。
怪力と頑丈な肉体でナイスを苦しめる。
犬っぽいデザインだが何故か猫のような鳴き声をしている。

 

怒りん坊怪獣タブザゴン
身長 37m
体重 8万8千t
ナイスに連戦連敗のモモザゴンとブルブルザゴンに業を煮やしたザゴン星人が新たに呼び寄せた子分怪獣。
硬い耳を閉じた時の第二の顔で相手の攻撃を跳ね返し、その下の第一の顔から怪光線や笑いガスを放って攻撃する。鼻が弱点。
ザゴン星系第5惑星タブザ星の出身。
名前の由来は「耳たぶ」かな。

 

『ティガ』の再放送の枠で放送された1分間のインフォマーシャル作品。
ウルトラシリーズの大ファンである夢星一家と地球のオモチャを狙うザゴン星人が戦って最後にバンダイのウルトラ商品が宣伝されると言う内容。
コマーシャルで活躍するヒーローと言う事で『UFO仮面ヤキソバン』に近い存在と言える。
コマーシャルなので本編がソフト化される事は無いがTVや映画に登場したウルトラマン達と同じく公式にカウントされている。

 

全国枠ではなかったので実際に見た視聴者はあまり多くなかったと思われる。
バンダイから『ばっちしV』が出されているが設定紹介に留まっていて本編が収録されていないのが残念。GOKAZOKU隊の紹介は殆ど無いし。
コマーシャルなので本編をそのまま出すのは難しいと思うが、TSUBURAYA IMAGINATIONで新作短編とか作ってほしいなと思う。

 

ナイスで目を惹くのはデザイン。
過去にレオとアストラが体に文字を入れていたのでデザインが左右非対称になっていたが、ナイスはラインやカラータイマーの位置と言った全身のデザイン全てが左右非対称になっている。この体のラインを左右非対称にすると言うのは後にコスモスにも引き継がれた。
因みにナイスを背後から見ると「N」の文字が見える。
カラータイマーを胸の中央から心臓のある左胸にズラしたアイデアがナイスであった。

 

能力や設定は何故か「サンキュー」で統一されていて、身長39mと言う最も背が低いウルトラマンとなった。
なんとスコットの身長82mの約半分、同じコメディ系ウルトラマンであるゼアスの身長60mの約3分の2程で、背が低いイメージがあるグリージョの身長43mより小さい。(え? グリージョって初代マン達より背が高かったの!?)

 

初期の必殺技ベリーナイス光線は首を傾げると何故か発射されると言う設定が面白い。
後期の必殺技ミレニアムクロスは特訓のかいがあってそのような事は無くなった。「ミレニアム」と言う言葉が2000年ならではである。

 

GOKAZOKU隊は夢星家が結成した特別チームで防衛範囲は町内限定(?)。
祖父の語が隊長を、父の銀河が副隊長を務め、祖母のキク、母のアキミ、長女のコスモ、長男の未来が隊員となっている。
家族で組織された特別チームは後にも先にもGOKAZOKU隊だけであろう。と言うか、主人公の家族がレギュラーで普通に登場する事自体珍しい。本作以外だと『R/B』くらいかな。
GOKAZOKU隊本部は普段は普通の茶の間だが緊急時には特別チーム基地へと早変わり。一体どういう経緯で設立されたのか気になる。
当初は徒歩で移動していたが途中から6機のヘキサジェットに分離する戦闘機ヘキサウィングが装備された。しかし、劇中では語が操縦するヘキサジェット6号機のみの登場に留まっている。
因みに語は歴代最年長の隊長で、未来は歴代最年少の隊員(7歳!)となっている。ホシノ少年もビックリだ。
語とキクはナイスの正体を知っているらしい。さすがはハヤタ隊員とフジ隊員。

 

ナイスに変身する銀河は夢星家の婿養子で普段は保育士と言う設定。
ULTRAMAN』の真木に先駆けてのお父さんヒーローとなった。
こうして見ると『ナイス』はインフォマーシャルと言う形式を使った異色作であった事で結果的にかなり斬新な作品になっている。
因みに銀河を演じる宮坂ひろしさんは『ダイナ』の「死闘! ダイナVSダイナ」でニセダイナことグレゴール人を演じていた。
ヒーローのニセモノ役を演じた人が後に本物のヒーロー役になるのはかなり珍しい。自分が他に思い浮かぶのは『水戸黄門』ぐらいかな。

 

ナイスは後に円谷プロが運営する「円谷ジャングル」の名誉店長を務めたり、同じコメディ系ウルトラマンのゼアスとコンビを組んで漫才をしたり、ニコニコ動画で『ウルトラマンナイスの部屋』を配信したり、オモチャの「ウルトラエッグ」を研究するDr.エッグと言う謎の科学者が登場したりと様々な場所で活躍する事となる。

 

Project DMMのデビュー曲である主題歌『ウルトラマンナイス』は正統派ヒーローソングでメチャクチャ燃えます。

 

 

放送リスト 

第1話「お呼びじゃないねっ」編

第2話「ウルトラマンナイスのヒミツ…」編

第3話「口は災いの…」編

第4話「ヒコーキが欲しい…」編

第5話「まちがえた!!」編

第6話「ベリーナイス光線発射!!」編

第7話「ウルトラマンナイスだってカッコいい!!」編

第8話「春物登場!!」編

第9話「ピクニックに行こう!!」編

第10話「ハマリ過ぎにご用心…」編

第11話「出たッ!!」編

第12話「未来、迷う」編

第13話「寝坊して…」編

第14話「それにひきかえ…」編

第15話「じゃまするなッ!!」編

第16話「捕らえられた未来」編

第17話「新怪獣登場」編

第18話「未来の正夢」編

第19話「パパ、くたびれる」編

第20話「ナイスが最高!!」編