帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「扉より来たる者」

「扉より来たる者 ー空間移動宇宙人ターラ星人 戦神ギルファス登場ー
ウルトラマンマックス』第19話
2005年11月5日放送(第19話)
脚本 林壮太郎
監督・特技監督 村石宏實

 

空間移動宇宙人ターラ星人
身長 180cm
体重 92kg
緑色の光線も発せられるサーベルを武器として扱う。
三日月山の遺跡から発掘された石板パズルを完成させると遥か彼方のターラ星と繋がる扉が現れた。
かつてターラ星人は餓えた惑星ターラ星から転送ゲートを使って地球と繋がり、地球人から食料を与えられて共存していたが、争いを好む地球人を良き方向に導こうとして当時のM78星雲人と対立し、転送装置を封印されて餓えた惑星と共に多くが滅び去った。
生き残ったターラ星人は転送装置に触れたカイトからM78星雲人のエネルギーを感じ取り、M78星雲人と地球人への復讐を開始する。ギルファスを使ってマックスとDASHを追い詰めるが最後はコバ隊員に狙撃されて無念の死を遂げた。

 

戦神ギルファス
身長 54m
体重 4万5千t
胸から爆炎を放つ。頭頂部をブーメランとして飛ばし、剣としても扱う。
手にした盾は至近距離からのマクシウムカノンも防ぐ事が出来るが、続けて放たれたギャラクシーカノンで破壊され、そのまま本体も貫かれて崩れ去った。

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「アカルイセカイ」

「アカルイセカイ ー幻影宇宙人シャマー星人登場ー
ウルトラマンマックス』第18話
2005年10月29日放送(第18話)
脚本 福田卓郎
監督 村上秀晃
特技監督 菊地雄一

 

幻影宇宙人シャマー星人
身長 15cm~180cm
体重 220g~97kg
宇宙に設置した反射板で太陽の光を増幅して日本を照らす事で地球上に二つの太陽を作り出し、さらに太陽の光を増幅する際のエネルギーを妨害波にして地上の通信を麻痺させた。
シャマー星人の一人は地球人の姿でベース・タイタンに現れてUDFに降伏を迫り、街中に現れた巨大なシャマー星人は手から出す光波やおならで破壊活動を行った。
尊大でふざけた言動で人々を混乱させるが実体は物凄く小さくて、光が無ければ小さい実体を隠す事が出来ず、最後はマックスとDASHの反撃を受けて遁走した。
名前の由来は「シャマー(陽炎)」から。

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「氷の美女」

「氷の美女 ー宇宙古代怪獣エラーガ 氷の美女ニーナ登場ー
ウルトラマンマックス』第17話
2005年10月22日放送(第17話)
脚本 金子二郎
監督 村上秀晃
特技監督 菊地雄一

 

氷の美女ニーナ
身長 160cm
体重 50kg
南極の10万年以上昔の氷の層から発見された「氷の美女」。
エラーガの声に呼応して活動を再開すると、テレパシーでコバ隊員を呼び寄せて遺伝子を採取し人類の歴史を読み取った。10万年前に人類にモノを創る力を与えたが、その力が破壊と殺し合いにしか使われなかった事に失望し、失敗作である現在の人類を滅ぼして新たな人類を作ろうとエラーガに破壊活動を命じた。
エラーガに究極の力を授ける直前にコバ隊員に撃たれ、謎の笑みを浮かべて消滅する。

 

宇宙古代怪獣エラーガ
身長 54m
体重 5万8千t
南極海の海底に現れ、UDFやDASHの攻撃を受けながらも東京を目指して進撃した。
一度はDASHに倒されるが、ニーナからエネルギーを与えられるとパワーアップして復活し、角から電撃を発するようになった。
ニーナがいる限り生体エネルギーが増加してパワーアップを続けていくが、究極の力を受け取る直前にニーナが倒され、弱体化したところをギャラクシーカノンで倒された。

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「わたしはだあれ?」

「わたしはだあれ? ー宇宙化猫タマ・ミケ・クロ登場ー
ウルトラマンマックス』第16話
2005年10月15日放送(第16話)
脚本 NAKA雅MURA
監督・特技監督 三池崇史

 

宇宙化猫タマ・ミケ・クロ
身長 45m
体重 2万3千t
隕石として地球に落下し、地面に潜って電磁波を吸収して成長していった。有機生命体の脳にだけ影響を及ぼす波長を発し、口から赤、青、黄の電撃を発する。
成長途中で猫を吸収したのか、それぞれトラ、ミケ、クロの猫の姿を残している。
DASHとマックスを追い詰めるが、最後はマックスが高速回転して勢いで出した光線に倒された。

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「第三番惑星の奇跡」

「第三番惑星の奇跡 ー完全生命体イフ登場ー
ウルトラマンマックス』第15話
2005年10月8日放送(第15話)
脚本 NAKA雅MURA
監督・特技監督 三池崇史

 

完全生命体イフ
身長 第一型・4m 第二型・27m 第三型・31m 第四型・52m 第五型・54m
体重 第一型・3万2千t 第二型・3万5千t 第三型・4万3千t 第四型・4万6千t 第五型・4万9千t
地球に落下した「ただの白い塊に過ぎなかったもの」。
周囲と同じ温度で脈拍も呼吸も見受けられない物体であったが、DASHの攻撃を受けて変化。火で焼こうとしたら火を噴くものに、ミサイルで攻撃したらそれを撥ね返すものになり、攻撃すればするほど強力になっていく。マックスのマクシウムカノンで爆散するもマックスの姿を模した人型に変化しマックスの能力も取り込んでしまった。
街を破壊し人々に絶望を齎すが、アッコちゃんが『別れの曲』を奏でると音楽を奏でるものとなり、最後はマックスに導かれて宇宙へと還って行った。
劇中ではただの白い塊である第一型、火で焼かれて醜く爛れた第二型、四足の化け物となった第三型、人型になった第四型、楽器の塊となった第五型が出ている。

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「恋するキングジョー」

「恋するキングジョー ー変身怪人ゼットン星人 侵略ロボットキングジョー登場ー
ウルトラマンマックス』第14話
2005年10月1日放送(第14話)
脚本 上原正三
監督 八木毅
特技監督 鈴木健二

 

変身怪人ゼットン星人
身長 ミクロ~190cm
体重 ミクロ~135kg
夏美の知り合いである松本健を催眠術で操ってキングジョーのロボットを作らせた。
ゼットンの娘として超生命体に育て上げた夏美に憑依するが、最後は自らゼットンの呪縛を振りほどいた夏美の手にかかって倒された。
隠し事が出来ず、自分の手の内を次々にバラしてしまう。

 

侵略ロボットキングジョー
身長 2m~56m
体重 75kg~5万t
松本健が作った人間大ロボットと4基の宇宙戦闘機が融合して誕生した巨大ロボット。
分離合体機能を使って相手の攻撃を避ける。ビームを放ち、自分の体を突進させて相手を攻撃する。
ゼットン星人に憑依された夏美に操縦されるが、夏美がゼットン星人の支配を逃れた事で動きが鈍ったところをマクシウムカノンで破壊された。

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「ゼットンの娘」

ゼットンの娘 ー宇宙恐竜ゼットン 変身怪人ゼットン星人 ウルトラマンゼノン登場ー
ウルトラマンマックス』第13話
2005年9月24日放送(第13話)
脚本 上原正三
監督 八木毅
特技監督 鈴木健二

 

変身怪人ゼットン星人
身長 ミクロ~190cm
体重 ミクロ~135kg
1万年前に地球にやって来て人類の一人にナノ遺伝子を植え付ける。ゼットンナノ遺伝子は人から人へ1万年かけてゆっくりと成長し、小田夏美と言う奇跡の娘へと結実した。
ゼットンの娘」となった夏美は高い身体能力と回復能力を発揮し、指から光線を発し、ゼットンビーム剣であらゆるものを斬り、さらにスキニング能力で情報を奪い取る。
ゼットン星人は夏美を使って監視衛星のデータを奪い取るとゼットン怪獣を地球に送り込んだ。

 

宇宙恐竜ゼットン
身長 66m
体重 5万3千t
ゼットン星人が呼び寄せた怪獣。
青い光球に包まれて夏美のいる下町に現れた。
火球で下町を破壊し、全方位をカバーしているゼットンシャッターであらゆる攻撃を跳ね返す。
ゼットンシャッターはマクシウムカノンやゼノニウムカノンでもヒビが入る程度であったが、最後にマックスが放ったギャラクシーカノンの前に粉砕された。

 

ウルトラマンゼノン
身長 47m
体重 3万6千t
マックスと同じ赤い光球に包まれて地球に出現した宇宙の勇者。
ゼットンと戦い、ゼノニウムカノンを放つがゼットンシャッターの前に敗れ去ってしまう。しかし、ゼノンが召喚したマックスギャラクシーはマックスの手に渡り、ゼットンを倒す事となった。
最後に4基の宇宙戦闘機が地球に襲来している事をマックスに告げた。
内山まもるさんの漫画『ザ・ウルトラマン』に登場したメロスの素顔をモデルにデザインされた。

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「超音速の追撃」

「超音速の追撃 ー超音速怪獣ヘイレン登場ー
ウルトラマンマックス』第12話
2005年9月17日放送(第12話)
脚本 金子二郎
監督・特技監督 金子修介

 

超音速怪獣ヘイレン
身長 52m
体重 3万8千t
ジェット機のようなフォルムを持ち、マッハ10以上で飛行する。地上でも素早い動きが可能。口から火球を吐く。
ダッシュバードβのパワーブースター音やバッドスキャナーズの曲を敵だと思って攻撃する。
バッドスキャナーズの演奏を聴いて代茂木音楽ステージに現れ、マックスを上回るスピードで翻弄させるが、最後はバッドスキャナーズの演奏に気を取られている隙にマクシウムカノンを受けて倒された。

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「バラージの預言」

「バラージの預言 ー磁力怪獣アントラー登場ー
ウルトラマンマックス』第11話
2005年9月10日放送(第11話)
脚本 尾崎将也
監督・特技監督 金子修介

 

磁力怪獣アントラー
身長 54m
体重 4万5千t
紀元前2000年に中東にあった幻の王国バラージを滅ぼした謎の生物。4000年後に自然を破壊している文明を襲う為に再び現れると警告されていた。
坂田由里の考えによると、人類に罰を与える為に地球が送り込んだものらしい。
磁力光線で都市機能を麻痺させ、マックスのマクシウムカノンのエネルギーチャージを妨害する。都市を砂漠化し、アリジゴクを作ってマックスを苦しめる。
かつてノアの神がバラージの民に与えた青い石を受けて弱体化したところをマクシウムソードとマクシウムカノンの連続攻撃で倒された。
因みにクワガタではなくてアリジゴクの怪獣。

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「少年DASH」

「少年DASH ー空間転移怪獣メタシサス登場ー
ウルトラマンマックス』第10話
2005年9月3日放送(第10話)
脚本 黒田洋介
監督 佐藤太
特技監督 村石宏實

 

空間転移怪獣メタシサス
身長 57m
体重 4万9千t
携帯電話の周波数と一致する800MHzの極超短波を嫌うように攻撃する。
重力を操り、空間を転移する能力を持つ。口を開いて触手を伸ばし、電流を流し、幻覚ガスを吐いて相手を混乱させる。
携帯電話を駆使したマサユキ少年に位置を把握され、DASHの援護を受けたマックスのマクシウムソードで切られて爆発した。
ヒジカタ隊長によると、この怪獣も人類が引き起こした人災と言えるらしい。

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