帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「怪獣は何故現れるのか」

「怪獣は何故現れるのか ー牛鬼怪獣ゲロンガ登場ー
ウルトラマンマックス』第29話
2006年1月14日放送(第29話)
脚本 小中千昭
監督・特技監督 村石宏實

 

牛鬼怪獣ゲロンガ
身長 5m~47m
体重 2t~5万8千t
1964年に『UNBALANCE』の撮影現場に現れた怪獣で、その時は佐橋達の勇敢な行動で牙を一本失い、そのまま地中に潜ってしまった。口から炎を吐く。
時を経て、巨大化した状態で再び地上に出現するが、残された牙をマクシウムソードで折られて戦意を喪失すると最後はマックスによって奥多摩山中の地下深くに運ばれた。
モデルは『Q』で未制作に終わった「ゲロンガ対山椒ラウス」から。

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「邪悪襲来」

「邪悪襲来 ー凶獣ルガノーガー登場ー
ウルトラマンマックス』第28話
2006年1月7日放送(第28話)
脚本 林壮太郎
監督・特技監督 村石宏實

 

凶獣ルガノーガー
身長 57m
体重 6万6千t
凶暴な怪獣で緑豊かな星を次々と滅ぼしていった。
頭部と両手にある三つの口から光線を吐き、両肩から赤い電撃を発し、尻尾の先にある針から相手のエネルギーを吸収する。さらに胸部が反射板のようになっていてビーム攻撃を撥ね返し、赤い電撃を全方位に放つ事でミサイル攻撃も無効化させてしまう。
リリカの故郷の星を滅ぼして地球も襲うが、リリカに助けられてDASHの援護を受けたマックスのギャラクシーカノンで倒された。

 

友好宇宙人リリカ
身長 160cm
体重 47kg
遥か銀河系の彼方にある緑溢れる惑星S-851惑星に住んでいた少女。故郷の星をルガノーガーに破壊された為、故郷に似た地球を第二の故郷とした。
千里眼や治癒能力を持つ。感覚も鋭くてルガノーガーの襲来やカイトの正体にも気付いた。
普段は自分の正体を隠してKBNのボランティア活動に参加している。

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「奪われたマックススパーク」

「奪われたマックススパーク ー放電竜エレキング 変身怪人ピット星人登場ー
ウルトラマンマックス』第27話
2005年12月31日放送(第27話)
脚本 小中千昭
監督・特技監督 八木毅

 

変身怪人ピット星人
身長 170cm
体重 52kg
不可視の宇宙船を拠点にピット・ノブーとピット・レオールの二人組で活動している。
エレキングの幼体を使って多くの人間をアルファ昏睡状態にした。
人間を下等と見下し、マックスに地球から手を引くよう警告する。
手から波動を放ち、秀でた格闘能力で一度はカイトからマックススパークを奪うが、二度目の戦いでマックススパークを取り返され倒された。

 

放電竜エレキング
身長 56m
体重 4万2千t
ピット星人によって人工的に作られたバイオメカニック。
頭部のアンテナで電波や人間の脳波を吸収する。口からプラズマを吐く。
二体現れたが一体はDASHによって倒され、もう一体もマックスによって宇宙空間に放り投げられてマクシウムソード分身シュートで滅多切りにされて倒された。
幼体はゲームの『ウルトラマンFER』に登場したエレキングをイメージしているらしい。

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「クリスマスのエリー」

「クリスマスのエリー ー神話の幻獣ユニジン登場ー
ウルトラマンマックス』第26話
2005年12月24日放送(第26話)
脚本 太田愛
監督 八木毅
特技監督 鈴木健二

 

神話の幻獣ユニジン
身長 47m
体重 3万6千t
時を超えて旅する神話の中の幻の獣。
未来から過去への時間の楕円軌道を12年周期で駆け巡り、12年に一度、12月24日の夜にほんの数秒だけ「今」の時間を通る。
ユニジンが現れる地点の東西南北に北方で宇宙の樹と呼ばれているトネリコの木を立てるとユニジンをその空間に閉じ込める事が出来、そこで水晶(クリスタル)を使えば水晶の中にユニジンを捕まえる事が出来る。しかし、ユニジンが「今」に留まると、その周囲が時空の狭間に落ち込んで消滅してしまう。
古理博士はユニジンを捕まえる事を思い留まり、再び時の中を走り回させる事にした。

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「遙かなる友人」

「遥かなる友人 ー友好異星人ネリル星人キーフ 巨大異星人ゴドレイ星人登場ー
ウルトラマンマックス』第25話
2005年12月17日放送(第25話)
脚本 太田愛
監督 八木毅
特技監督 鈴木健二

 

友好異星人ネリル星人キーフ
身長 190cm~49m
体重 75kg~3万2千t
ネリル星の宇宙飛行士。故郷の惑星の寿命が尽きかけていたので移住できる星を求めて宇宙探査に出たが、発見する前にネリル星が消滅してしまい宇宙を放浪する事となり、命ある惑星である地球に辿り着いて駈と出会う。
雑誌を参考に地球人に擬態するが、地球人の異星人に対する捉え方を知り、自分の後に地球を訪れるであろう友好的な異星人達の為に自らUDFに出頭して調査研究を受けた。
光量子体となってゴドレイ星人の攻撃から地球人達を守り、そのまま大気に溶けてしまったが、その意志はカイト、DASH、駈の心へと遺った。

 

巨大異星人ゴドレイ星人
身長 50m
体重 5万t
突然現れて破壊行為を開始した。
両手を合わせて強烈な目くらましをし、胸から放つ破壊光線で街を破壊する。
マクシウムカノンで両腕を破壊されても再生させる事が出来る。
破壊光線の乱射でマックスを追い詰めるが、光量子体になったキーフが人々を守って出来た時間を使ってマックスギャラクシーを召還したマックスのギャラクシーカノンで倒された。
コミュニケーションが一切取れず、その正体も目的も不明のままであった。
『ネオス』のザム星人の着ぐるみを改造している。

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「狙われない街」

「狙われない街 ー対話宇宙人メトロン星人再登場ー
ウルトラマンマックス』第24話
2005年12月10日放送(第24話)
脚本 小林雄次
監督 実相寺昭雄
特技監督 菊地雄一

 

対話宇宙人メトロン星人
身長 2m~50m
体重 120kg~1万8千t
40年前に北川町で事件を起こした後、怪獣倉庫に潜伏して地球を見守ってきた。
便利なツールを手に入れた事でどんどん退化していく人類はいずれ滅びると告げ、マックスであるカイトに別れの挨拶をすると迎えの宇宙船と共に夕焼けの中に消え、地球から去って行った。

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「蘇れ青春」

「甦れ青春 ー飛魚怪獣フライグラー登場ー
ウルトラマンマックス』第23話
2005年12月3日放送(第23話)
脚本 小林雄次
監督 栃原広昭
特技監督 鈴木健二

 

飛魚怪獣フライグラー
身長 51m
体重 2万5千t
ミノス島近海に棲むトビウオが突然変異を起こした怪獣。環境破壊を行う人類に怒りの矛先を向け、明確な意思を持ってベース・ポセイドンを襲撃する。
時速60ノットで水中を進み、トビウオの如く海上を飛び、地上戦も行える。
両脇のエラで水中や空中から水分を吸収して口から強烈な水流波を放つ。
マクシウムソードで羽を斬られて地上に落とされ、トミオカ長官が操縦するダッシュバード3号の攻撃をエラに受けて苦しんだところをマックスのマクシウムカノンで止めを刺された。
『コスモス』のリドリアスの着ぐるみを改造している。

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「胡蝶の夢」

胡蝶の夢 ー魔デウス登場ー
ウルトラマンマックス』第22話
2005年11月26日放送(第22話)
脚本 小林雄次
監督 実相寺昭雄
特技監督 菊地雄一

 

夢幻神獣デウス
体長 24m
体重 3万5千t
女がカイトから聞き出した恐ろしい怪獣を基に作り上げた存在。無機質で掴み所が無く感情移入も出来ないオブジェ。人類の様々な夢を餌にして強大化しフォルムを抽象化させていく。
デウス・エクス・マキナ」をもじって名付けられた。この世に対するデウス・エクス・マキナであったが、最後は究極のデウス・エクス・マキナであるマックスによって倒された。しかし……。

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「地底からの挑戦」

「地底からの挑戦 ー古代怪獣ゴモラ登場ー
ウルトラマンマックス』第21話
2005年11月19日放送(第21話)
脚本 高木登
監督 栃原広昭
特技監督 鈴木健二

 

古代怪獣ゴモラ
身長 58m
体重 6万4千t
学名はゴモラザウルスで、フリドニア共和国の山岳部にのみ存在が確認されている珍獣。バイオテクノロジーの権威であるGSTEの宇野代表によって生物兵器として改造された。
元々は人間と同じ大きさであるが改造に成功した一体は巨大化していた。巨大ゴモラは尻尾で相手を叩きのめし、尻尾を切られても遠隔操作して扱う事が出来る。
山を降りようとしたところをマックスのマクシウムカノンで尻尾を爆散され、続けて放たれたギャラクシーカノンで本体も倒された。
人間大のゴモラもいたが、GSTEの地下施設爆破のあおりを受けて落盤に巻き込まれてしまった。

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「怪獣漂流」

「怪獣漂流 ー亜空間怪獣クラウドス登場ー
ウルトラマンマックス』第20話
2005年11月12日放送(第20話)
脚本 太田愛
監督・特技監督 村石宏實

 

亜空間怪獣クラウド
身長 59m
体重 760kg~6万7千t
太陽黒点の異常活動による強烈な太陽風で地球電離層に巨大なプラズマ空域が発生し、開いた亜空間トンネルから迷い出てきた。
体内で亜空間プラズマが生成消失を繰り返しているので、眠ると軽く、覚醒すると重くなる。
ショーン隊員が考案したサンダー作戦によって体内の亜空間プラズマと雷のプラズマが相互作用して再び亜空間トンネルが開き、元の世界に帰って行った。
命名者はトミオカ長官で「クラウド(雲)」から名付けられた。因みに松茸は食べない。マジで。

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