帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「怪獣島浮上!!」

「怪獣島浮上!! ーレッドキングと怪獣軍団登場ー
『ザ☆ウルトラマン』制作第27話
1979年10月3日放送(第27話)
脚本 若槻文三
絵コンテ 坂田透
演出 辻勝之

 

宇宙悪魔ラドン星人
身長 207cm
体重 452kg
かつてU40を襲った悪魔の星で、いくつもの平和な星を破壊した恐るべき侵略者。超ワープで地球に出現する。
宇宙の怪獣墓場から命を蘇らせた怪獣軍団を解放するが、ジョーニアスと科学警備隊に怪獣軍団を倒され、自身もウルトラ8戦士のウルトラレーザースーパー光線で倒された。

 

怪獣軍団
ラドン星人によって宇宙の怪獣墓場から命を蘇らせて連れて来られた。地球侵略の先兵だったが仲間割れをしてしまう。
過去の作品との関係は不明だが、設定上は生前の出身地が過去の作品と同じ場所になっている。
レッドキングは口から赤い光線を吐くようになった。
アーストロンは科学警備隊に、ゴーストロンはレッドキングに、アボラスとバニラとゴキネズラとレッドキングはジョーニアスに倒された。
どくろ怪獣レッドキング 身長 45m 体重 2万t
青色発泡怪獣アボラス 身長 50m 体重 2万t
赤色火焔怪獣バニラ 身長 55m 体重 2万t
凶暴怪獣アーストロン 身長 60m 体重 2万5千t
爆弾怪獣ゴーストロン 身長 55m 体重 4万4千t
プラスチック怪獣ゴキネズラ 身長 42m 体重 3万8千t

 

物語
ラドン星人が怪獣軍団を率いて地球侵略を開始する。
それを知ったU40はウルトラ7戦士を向かわせ、アキヤマキャップが去った科学警備隊は隊員だけで事態に対処する。

 

感想
レッドキングがやって来る。あのどくろ怪獣レッドキングがやって来る。怪獣墓場から蘇り、怪獣軍団を引き連れてレッドキングがやって来る」。
と言うわけで満を持してレッドキングがやって来る!
放送開始から半年を超えた今回は過去の作品に登場した怪獣達が再登場する娯楽編となっている。
有名怪獣であるレッドキング、対決構図が作りやすいアボラスとバニラやアーストロンとゴーストロンは分かるが、ゴキネズラが選ばれているのは渋い。
今回の登場怪獣は『初代マン』と『帰マン』の怪獣で構成されているが、出来れば、シリーズ全作品から選んでほしかった。

 

ラドン星が地球を狙っていると考えたU40はウルトラ文字で地球に危機を伝え、地球にいるヒカリはジョーニアスに変身してウルトラ文字を解読する。
第1話の「新しいヒーローの誕生!!」を思わせる展開で新たな物語の幕開けを感じさせる演出であった。
しかし、「これがウルトラの星だ!! 第3部」でU40での記憶を失ったはずのヒカリが大賢者やウルトラ7戦士の事を知っている等、過去の話との矛盾が生まれたのは残念だった。

 

前回の「地球最大の危機!!」でアキヤマキャップが転任したので、今回はトベ隊員が指揮を執っている。
過去にも『帰マン』の「この怪獣は俺が殺る」で隊長交代があったが、1話丸々隊長が不在だったのは今回の話が初めて。
隊員のみで事件に対処した今回の話があった事で次回のゴンドウキャップ就任話のシチュエーションがより活きる事となった。

 

ラドン星人によって解放される怪獣軍団。
足の鎖を引きちぎって暴れ回るが、それを見たバラドン星人は仲間同士で戦ったら地球侵略が出来ないと苛立つ。て、洗脳とかしていなかったのか?
この他にもバラドン星人はウルトラマンが地球にいる事を知らなさそうだったりと意外と間が抜けている。

 

ジョーニアスの新技ブーメランギロチンで真っ二つにされるレッドキング
『初代マン』の「怪彗星ツイフオン」でレッドキングが八つ裂き光輪で切断されたオマージュだろうか?

 

宇宙に逃亡するバラドン星人を倒したウルトラ8戦士による宇宙最高の破壊力を誇るウルトラレーザースーパー光線。
複数のウルトラマンが一斉に光線を撃つ展開は素直に強さを感じられるので節目の戦いを締めるのに相応しい。
ところで何故にバラドン星人は地球に現れた時の超ワープを使って逃げなかったのだろうか?(エネルギー不足かな?)