帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「まぼろしの街」

まぼろしの街」
ウルトラマン80』制作第5話
1980年4月30日放送(第5話)
脚本 山浦弘靖
監督 湯浅憲明
特撮監督 高野宏一

  

四次元宇宙人バム星人
身長 2m
体重 80kg
謎の電車を使って人間を拉致し、脳波を操って四次元空間に地球侵略用の前線基地を作らせていた。
猛をさらって80に変身できないようにしてから、メカギラスでUGMのレーダー基地を次々に破壊していった。
人間への変身能力を持つが戦闘能力は低くて猛に全員倒されてしまった。

 

四次元ロボ獣メカギラス
身長 60m
体重 5万t
バム星人が作った地球侵略用のロボット。
四次元空間と三次元空間を行き来し、UGMのレーダー基地を次々に破壊していった。
ミサイル、レーザー等を武器とし、バリアーで80のサクシウム光線も防ぐ強豪。四次元空間内なら空間移動も可能。
80の高速移動に追いつけず回路がショートし、さらに戦いの舞台を三次元空間に移され、最後は再びサクシウム光線を受けて破壊された。

 

物語
終電に乗り遅れた猛だったが、そこに謎の電車が到着する。
終電が遅れていたのだろうと猛は考えるが、それはバム星人の罠だった!

 

感想
『Q』の「あけてくれ!」と『セブン』の「怪しい隣人」を合わせたような話。
夜空に浮かび、歪んだ星空に向かって消えていく電車は「あけてくれ!」を、四次元空間に前線基地を作る宇宙人は「怪しい隣人」を思わせる。特に「四次元空間だと変身できない」「次元を超えて大切な人の声が聞こえる」「コントロール装置を銃で破壊する」と言った部分は「怪しい隣人」と同じ。

 

矢的先生の蒸発に対するそれぞれの反応。
相原先生は「矢的先生に限って、そんな事は無い」と矢的先生を信じる。
一方の教頭先生は矢的先生はスタンドプレーが多くて無責任なところがあると非難している。矢的先生が80である事もUGMの隊員である事も知らないのだから、こう言う見方になるのも仕方が無いところがある。
校長先生だけが何か事件に巻き込まれたと思ってオオヤマキャップに連絡を入れているが、矢的先生がUGMの隊員だと言う事を教頭先生ぐらいには知らせておいた方が良いと思う。
生徒達は蒸発した矢的先生を心配して空に向かって名前を呼び続ける。今までの話と比べると矢的先生が生徒達の信用を得ていっている事がよく分かる。

 

一方、UGMではハラダ隊員が猛はいつも肝心な時にいなくて話にならんと愚痴をこぼして、オオヤマキャップに他人を当てにする前に自分が2人分働く事を考えろと怒られてしまう。

 

四次元空間では80に変身できないので猛とバム星人の戦いが繰り広げられる。
人間大の宇宙人との戦いは『レオ』を思い出す。

 

四次元空間は夜の闇に白く浮き上がる無機質な街が雰囲気出ていた。
メカギラスを収納している格納庫の出来が見事。
80とメカギラスの四次元空間での戦いもスピーディーでシャープな出来だった。

 

 

ウルトラマン80 COMPLETE DVD-BOX

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