帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「魔の山へ!!」

魔の山へ!!」
ウルトラマンタイガ』第7話
2019年8月17日放送(第7話)
脚本 林壮太郞
監督 神谷誠

 

暗黒星人ババルウ星人
身長 2~56m
体重 140kg~2万4千t
プロデューサーの肥後に変身して天王寺藍を使って「赤目様」を復活させた。
タイガを素早さで翻弄するが、自分以上の素早さを誇るフーマには苦戦し最後は鋭星光波手裏剣で倒された。

 

集団宇宙人フック星人
身長 180cm
体重 65kg
ババルウ星人と一緒に九頭流村で「赤目様」を復活させようとするが本気を出したホマレに捕らえられる。

 

夢魔ナイトファング
身長 62m
体重 6万2千t
皆既日食の日に天空から落ちてきた異形の存在。様々な災いをもたらす邪悪な神だが、生贄を捧げた村は災いから守る守り神でもある。
巫女に封じられ、「赤目様」として九頭流村で奉られていたが、生贄にされた人々とババルウ星人達の暗躍で巫女の生まれ変わりである天王寺藍によって復活した。

 

物語
電波系霊能力ネットアイドル天王寺藍がE.G.I.S.に護衛を依頼してきた。彼女は「九頭流村」と呼ばれる村で特別なライブ配信を予定していたが、「地図から消された村」と言われる九頭流村には秘密があって……。

 

感想
クトゥルー神話を意識した話で舞台となる「九頭流村」もクトゥルー神話に登場する「九頭龍」が元ネタだと思われる。
クトゥルー神話によく登場する「寂れた村に伝わる古の話」や「封印された怪物」や「怪物の出自に宇宙が関係している」と言った話は日本の怪獣作品にもよく見られるものなのでクトゥルー神話と日本の怪獣作品は親和性が高い。
因みにハワード・フリップス・ラブクラフトの誕生日は今回の前後編の間にあたる8月20日となっている。

 

昔のウルトラシリーズは怪奇シリーズを始めホラー演出のある話が多かったがニュージェネレーションヒーローズシリーズでは少なかったので、今回の話の前半にあった九頭流村の場面は久し振りのホラー演出で懐かしかった。

 

日本のクトゥルー神話は『這いよれ! ニャル子さん』のようなハイテンションな女の子が暴れ回る作品もあるので、電波系霊能力ネットアイドルが登場する今回の話は「今の日本らしいクトゥルー作品」と言える。

 

天王寺藍は「迷惑系配信者」と言う2019年ならではのキャラクターとなっている。
迷惑系配信者は今の時代を描く為の設定だったと思うが、ネット配信が主力となっている今のウルトラで主人公が「閲覧数ってそんなに大事?」と言う場面はちょっと笑ってしまった。(ウルトラは炎上して閲覧数を稼ぐなんて事はしていないが)

 

天王寺藍のようなキャラクターは漫画やアニメのような二次元ならともかく実写でやると役者が無理をしている感じが出る事があるが、今回はアイドルでYou Tuberの胡桃そらさんが演じていたからか無理が見られなかった。

 

霊能力を信じていたヒロユキ。ホマレに「純粋か」とツッコまれていたが、九頭流村の人々のおかしさに薄々感じていたようなので、ひょっとしたらヒロユキもそう言う力を持っている人なのかもしれない。元からあったのか、タイガ達と一体化して得たのかは分からないが。

 

逆にホマレは霊能力や伝説を否定していたが、Twitterで紹介されている「イージス業務日誌」を読むと、実は心霊の類を「信じていない」のではなくて「恐いので信じたくない」のかもしれない。

 

過去の作品の怪獣や宇宙人が再登場するのはウルトラシリーズではよくある事だが今回は変身能力を使うのでババルウ星人、暗い場所で活動するのでフック星人と納得できるチョイスになっていた。

 

フック星人相手に本性を見せたホマレ先輩が怖カッコイイ!

 

今回のサブタイトルである「魔の山へ!!」は『セブン』の「魔の山へ飛べ」を思い出すがクトゥルーっぽい怪獣が出るので『80』の「魔の怪獣島へ飛べ!!」の方が近いのかな。

 

 

*「朝比奈さん」は『T』の朝日奈隊長が元ネタなのかな?

 

 


【監督コメント付】『ウルトラマンタイガ』次回予告 第7話「魔の山へ!!」 "ULTRAMAN TAIGA" episode 7 Preview + Director interview !!

 

 

「ザ★ウルトラマンタイタス」後編
『トライスクワッド ボイスドラマ』第7回
挿絵 後藤正行
文芸・演出 足木淳一郎

 

今回の三部作を聴いた後に『ザ☆ウル』のヘラー軍団編を見ると「メインキャラ以外にも色々なドラマや戦いがあったんだなぁ……」と思いながら見る事が出来る。
こういう過去の話を色々と膨らませる事が出来るのが今のウルトラシリーズの面白いところだと思う。

 

今回登場した怪獣キシアダーは『ザ☆ウル』の「ウルトラの星へ!! 第2部 ー前線基地撃滅ー」に登場した怪獣ヘラ・ウマーヤと同じ「合成獣」となっている。
同じ肩書きを持つ怪獣が出る事で過去の作品とのリンクがより強くなり色々と考察できるようになっている。

 

『ザ☆ウル』のヘラー軍団編はウルトラの星を舞台にした戦争なのでウルトラマンに変身できる人間も大勢死亡しているが、ウルトラシリーズは段々とウルトラマンが危機に陥っても死ぬ事は少なくなっていたので今回のキシアダーとの戦いでマティアやグリゴレオスを始め多くのU40人が死んでいくのは衝撃だった。

 

実写とアニメは一緒の画面に入るとどうしても違和感が生じる事があるがボイスドラマだとその違和感が少なくなる感じがする。


【ウルトラマンタイガ】『トライスクワッド ボイスドラマ』第7回「ザ★ウルトラマンタイタス (後編)」-公式配信- "Tri-Squad Voice Drama" episode 7

 

 

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