帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「運命の光の中で」

「運命の光の中で ーガイガレード登場ー
ウルトラマンダイナ』第29話
1998年3月28日放送(第29話)
脚本 吉田伸
監督・特技監督 北浦嗣巳

 

彗星怪獣ガイガレード
身長 63m
体重 6万2千t
太陽系に侵入してきた直径200kmの彗星はプラズマ百式に搭乗したアスカのファイナル・メガランチャーで破壊されるが、その中からガイガレードが現れてダイナと小惑星で死闘を繰り広げた。
飛行形態で突進し、口から火球を吐く。外皮は光線を弾き、腹部が開いて岩石を飛ばす。
ダイナ・フラッシュタイプのソルジェント光線を腹部に受けて体内から爆発した。
その正体や目的は一切不明だった。
箱の中のともだち」のギャビッシュの着ぐるみを改造している。

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「猿人の森」

「猿人の森 ーギガンテス登場ー
ウルトラマンダイナ』第28話
1998年3月21日放送(第28話)
脚本 武上純希
監督 児玉高志
特技監督 佐川和夫

 

巨大猿人ギガンテ
身長 オス・56m メス・52m
体重 オス・5万8千t メス・5万1千t
100万年前に絶滅したと思われていた猿人の一種アウストラロピテクスギガンテスと思われる巨大猿人。西アジア開発地区で存在が確認され、開発計画の敵として開発チーフのソウに狙われる事になる。
二体は大型と小型の別の種族だと思われたが実は同じ種族のオスとメスだった事が判明する。オスはメスがソウに捕らわれた事で暴れ出し、その後もメスに強いところを見せようと暴れ続けるようになる。ダイナに苦戦した為にメスにそっぽを向かれてしまうが、最後は事情を察したダイナがわざと負けた事で何とかメスのハートをゲットする事に成功し、二体仲良く山奥に帰っていった。
名前の由来はギリシア神話の「ギガンテス(巨人族)」かな。

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「怪獣ゲーム」

「怪獣ゲーム ーデマゴーグ チェーン星人(レフト・ライト) グロッシーナⅡ登場ー
ウルトラマンダイナ』第27話
1998年3月14日放送(第27話)
脚本 吉田伸
監督 児玉高志
特技監督 佐川和夫

 

双体宇宙人チェーン星人
身長 レフト・240cm ライト・240cm
体重 レフト・170kg ライト・180kg
頭脳を得意とするレフトと力を得意とするライトの二人組。地球征服に邪魔なダイナをどちらが先に倒せるか賭けをしていた。
レーザー攻撃を無効化できるライトは直接アスカを狙い、レフトは子供の友達紹介所を掲げるキッズコミュニティ社を立ち上げて「怪獣コロシアム」と言うゲームを使って子供達に最強の怪獣を作らせようとした。怪獣トーナメントに優勝した太一少年のデマゴーグを実体化させ、太一少年を操ってダイナと戦わせる。
最後は操縦不能となったデマゴーグによって二人ともビルの下敷きとなった。

 

スーパー必殺怪獣デマゴーグ
身長 68m
体重 7万2千t
太一少年が作ったオリジナル怪獣で怪獣トーナメントに優勝した後、チェーン星人レフトによって実体化されて本物のダイナと戦った。
両手を巨大化させて相手の攻撃を封じるデマハンドプロテクションと尻尾で相手を串刺しにするデマゴーグスペシャルを使う。
太一少年がチェーン星人レフトの支配から逃れると技が使えなくなり、最後はダイナ・ミラクルタイプのレボリウムウェーブ・アタックバージョンでブラックホールに吸収された。
名前の由来は大衆を扇動しようとする指導者の「デマゴーグ」かな。

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『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』

ウルトラマンティガウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』
1998年3月14日公開
脚本 長谷川圭一
監督・特技監督 小中和哉

 

ウルトラマンティガ
身長 53m
体重 4万4千t
人類を滅亡の危機から救った無敵の超人。
旧GUTS隊長のイルマはもう二度と会えないと言っていたが、ダイナがクイーンモネラに倒された後も諦めなかったスーパーGUTSとイルマの想いを受けてススム少年の持っていたティガの人形が光り、かつて光となってティガと一緒にガタノゾーアと戦った子供達やまだ希望を捨てていなかった大人達の光が呼び起こされると、それらの光が集まって復活した。
ティガクリスタルからダイナに光を送り、復活したダイナと共にクイーンモネラと戦う。最後はゼペリオン光線とソルジェント光線の同時発射TDスペシャルでクイーンモネラを倒した。戦いが終わった後、その光はアスカに受け継がれた。

 

宇宙植物獣人モネラ星人
身長 111cm
体重 44kg
存在自体が目障りだとして人類の完全な抹殺を行おうとした。「人類に自分達と対等に話す資格など無い」「恐怖と絶望しか許されない」と発言するなどかなり高慢な性格をしている。
愚かで無意味な人類の象徴プロメテウスを操って人類の守護者ダイナを倒す事で人類に無力さを思い知らせようとした。
キサラギ博士の意識を乗っ取ってプロメテウスをデスフェイサーに変貌させる。
デスフェイサーがダイナに倒されると全てのモネラ星人が同化して意思を持った宇宙船モネラシードと融合してクイーンモネラへと変身した。

 

宇宙有翼骨獣ゲランダ
身長 54m
体重 6万2千t
月面でスーパーGUTSやダイナと交戦した。
収納可能な翼で滑空し、口から火球を発する。
ビーム攻撃を受け付けず、ダイナ・フラッシュタイプのソルジェント光線も通じなかった。
ダイナを追い詰めるがTPCの新造戦艦プロメテウスの軽いリハーサルとしてネオマキシマ砲で一瞬で消滅させられた。
ナカジマによると、モネラ星人とは同種の生体反応を持つらしい。

 

電脳魔神デスフェイサー
身長 77m
体重 9万6千t
ゴンドウ参謀が秘密裏に開発していた新造戦艦プロメテウスはネオマキシマ砲を有していて月面でゲランダを簡単に倒したが、計画最高責任者のキサラギ博士がモネラ星人に乗っ取られ、プロメテウスもデスフェイサーへと変貌させられてしまう。
アスカの思考がインプットされているのでダイナの動きを正確に読む事が出来る。
左手にガトリングガン、右手にデスシザーを有し、クリオモス島での戦いではネオマキシマ砲でダイナを倒した。
モネラ星人の人類抹殺計画で街中に出現してTPCの総力を返り討ちにしたが、ダイナとの再戦では両腕をもがれ、最後はネオマキシマ砲をダイナックルでぶち抜かれ、空中で大爆発を起こした。
ところでプロメテウスの重量が1920tなのにデスフェイサーに変形すると40倍以上の9万6千tになるのは何故?

 

超巨大植物獣クイーンモネラ
全長 258m
体重 108万t
モネラ星人がモネラシードごと同化融合を果たした怪獣。
触手でダイナを自分の体内に捕らえてQMバースターで止めを刺し、さらに頭頂部から発するクラウンビームで周囲3kmをリング状に壊滅させ、触手から発するテンタクルボムでスーパーGUTSを追い詰めた。
復活したティガにダイナを救出されると最後はスーパーGUTSの援護を受けたティガのゼペリオン光線とダイナのソルジェント光線の同時発射TDスペシャルで倒された。

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「移動要塞浮上せず!(後編)」

「移動要塞浮上せず!(後編) ーレイキュバス ディゴン スヒューム登場ー
ウルトラマンダイナ』第26話
1998年3月7日放送(第26話)
脚本 長谷川圭一
監督・特技監督 村石宏實

 

水棲生命体スヒューム
身長 193m
体重 7万9千t
地球を偉大なるスヒュームの美しき楽園にしようとする。
クラーコフのメインコンピューターを乗っ取って人工太陽カンパネラを操作するがマイによって奪還される。さらにレイキュバスをダイナに、ディゴンをスーパーGUTSに倒され、出直そうと宇宙に逃げようとするがダイナ・ミラクルタイプによって人工太陽カンパネラで焼き尽くされた。

 

宇宙海獣レイキュバス
身長 65m
体重 7万2千t
冷凍ガスでダイナを氷漬けにするが、ヒビキ隊長との戦いで誤って火球をダイナにぶつけて復活させてしまう。
巨大なハサミでダイナを追い詰めるが人工太陽カンパネラのエネルギーを受けたダイナの反撃を受け、最後はダイナ・ミラクルタイプのレボリウムウェーブ・アタックバージョンでブラックホールに吸い込まれた。

 

半魚人兵士ディゴン
身長 230cm
体重 190kg
クラーコフを襲うがスーパーGUTSに倒されていき、最後の一体もマイによって倒された。

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「移動要塞浮上せず!(前編)」

「移動要塞浮上せず!(前編) ーレイキュバス ディゴン スヒューム登場ー
ウルトラマンダイナ』第25話
1998年2月28日放送(第25話)
脚本 長谷川圭一
監督・特技監督 村石宏實

 

水棲生命体スヒューム
身長 193m
体重 7万9千t
人類を下等生物と見下し、宇宙で最も優れた知的生命体である自分こそ地球の支配者に相応しいと語る。
クラーコフNF-3000のメインコンピューターを乗っ取り、人工太陽NSPカンパネラを火星衛星軌道から外して南極に落下させる事で南極の氷を溶かして人類の文明を沈め、地球を完全な水の惑星に改造しようとする。
コンピューターのメモリーから音声データを読み取ってコウダやハラシマ主任やその娘のサオリの声を真似て人類を挑発する。

 

宇宙海獣レイキュバス
身長 65m
体重 7万2千t
クラーコフを救出しようとするダイナの前に現れる。
高熱で南極の氷を溶かしていた。
目が赤い時は火球を吐き、目が青い時は冷凍ガスを吐く。
冷凍ガスでダイナを一瞬で氷漬けにしてしまった。

 

半魚人兵士ディゴン
身長 230cm
体重 190kg
スヒュームの指示でアイスキャッスルやクラーコフを襲撃した。
アスカやカリヤ、ダイナに倒されていくが、それでもまだかなりの数がいる。
名前の由来はクトゥルー神話に登場する「ダゴン」かな。

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「湖の吸血鬼」

「湖の吸血鬼 ーマリキュラ登場ー
ウルトラマンダイナ』第24話
1998年2月21日放送(第24話)
脚本 川上英幸
監督 小林義明
特技監督 佐川和夫

 

吸血生命体マリキュラ
身長 64m
体重 4万4千t
宇宙から降り注いだ謎の光線で遺伝子が狂って誕生した凶悪なミュータント。外見はマリモに似ているが内部構造はヒルに似ていて口で生物に噛み付いて血を吸い尽くす。束良湖で異常繁殖していて、無数の個体が合体すると巨大化する。
口から火炎や腐食性の蒸気を発する。触手を伸ばして獲物を捕らえる。レーザーを吸収する。
口と繋がっている大量の毒を貯蔵している臓器をガッツイーグルで攻撃されると自分の毒で苦しんだ。最後は吐いた火炎をダイナ・ストロングタイプに受け止められ、そのままガルネイトボンバー・シューティングバージョンで倒された。
名前の由来は「マリモ」と「ドラキュラ」かな。

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「夢のとりで」

「夢のとりで ーディプラス登場ー
ウルトラマンダイナ』第23話
1998年2月14日放送(第23話)
脚本 大西信介
監督 小林義明
特技監督 佐川和夫

 

深海竜ディプラス
全長 155m
体重 5万2千t
耐圧シールドに反応して海底研究基地トライトンJⅡを破壊した。
触覚から赤い光線を撃ち、巻き付いた相手に電流を流す。
ガッツマリンによるコウダ怒りのブレイクシャーク全弾発射で触角を破壊され、ダイナ・フラッシュタイプのソルジェント光線で倒された。
名前の由来は「深海(ディープ・シー)」かな。

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「ツクヨの兵士」

「ツクヨの兵士 ーモズイ登場ー
ウルトラマンダイナ』第22話
1998年2月7日放送(第22話)
脚本 太田愛
監督・特技監督 北浦嗣巳

 

妖獣モズイ
身長 61m
体重 6万2千t
ツクヨの泉の底に棲んで、ツクヨの兵士の怖れを込めた石を喰らっていた。守り神だと思われていたが本当は魔物だった。
怖れを失う事の真実に気付いたツクヨの兵士によって凍れる泉と呼ばれる青銅の鏡に封じられたが、ジオフロント計画作業中に発掘され、綾野博士の解析によって封印が解かれた。ツクヨの泉跡に建設された超高層ビルのガラスの壁面から巨大な姿となって現れる。
黒い煙になって移動する。口からツクヨの兵士の怖れが込められた石を吐き出して相手に怖れを与える。
現代の兵士であるスーパーGUTSの怖れを喰らおうとするが、月の光の下でしか力を発揮できないらしく、月が雲に隠れたのでガラスに逃げ込もうとしたところをリョウに阻止され、最後はダイナ・フラッシュタイプのソルジェント光線を受けて爆発した。

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「発熱怪獣3000度」

「発熱怪獣3000度 ーソドム登場ー
ウルトラマンダイナ』第21話
1998年1月31日放送(第21話)
脚本 古怒田健志
監督・特技監督 北浦嗣巳

 

超高熱怪獣ソドム
身長 59m
体重 7万7千t
ニューギニアの火山地帯に伝えられている怪獣で、火山に棲む火の神に遣えていると言われている。マグマによって作られた変成岩を食べる為に横穴を掘り、そこにマグマが流れて噴火の原因になるマグマの圧力が下がる為、地元では火の神の怒りを鎮めて人々を噴火から守る守り神だと思われていた。
2500度もの体温でTPC本部基地を灼熱地獄にした。スーパーGUTSの冷却作戦でも体温が下がらず、逆に3000度まで上がってしまう。ダイナも手を焼いたが、実は寒い地表に迷い出ていて風邪を引いていた事が分かり、最後はダイナ・ミラクルタイプのウルトラサイキックで地底に帰された。
人間だけでなく森やそこに住む動物達と様々な自然を守っていた。
名前の由来は『旧約聖書』に登場する街「ソドム」から。

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