帰ってきたウルトラ38番目の弟

ウルトラシリーズについて色々と書いていくブログです。

「少年宇宙人」

少年宇宙 ーラセスタ星人登場ー
ウルトラマンダイナ』第20話
1998年1月24日放送(第20話)
脚本 太田愛
監督・特技監督 原田昌樹

 

瑠璃色宇宙人ラセスタ星人
身長 145cm~54m
体重 43kg~3万8千t
ケリガン星系の惑星ラセスタで氷河期が始まった時に母星を離れて様々な星に移住し、その星の種族に同化した。
母星を離れる時に「氷が解けた時に必ず惑星ラセスタに戻って来る」「惑星ラセスタが消滅した時、ラセスタ周期5歳の者は自然に元の姿に戻って、約束の場所トナカイ座のイリスに集まって新たな母星を探しに行く」と言う二つの約束をしていた。
ラセスタ周期5歳は地球の年齢で10歳に当たり、それを過ぎるとラセスタ星人の体は住んでいる種族にすっかり同化して元に戻らなくなる。
惑星ラセスタが惑星ビビドラに吸収されて消滅した為、ラセスタ星人の岸悟は皆に見送られて地球を旅立っていった。

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「夢幻の鳥」

「夢幻の鳥 ーコカクチョウ登場ー
ウルトラマンダイナ』第19話
1998年1月17日放送(第19話)
脚本 武上純希(原案 円谷一夫)
監督・特技監督 原田昌樹

 

凶獣姑獲鳥
身長 62m
体重 5万2千t
中国の伝説に登場する不吉な鳥で人の死や国の滅亡を予言すると言われている。
中国大陸で地震が発生した直後に現れ、発電所を破壊しながらマイクロ波発電施設跡を目指す。
かつてガゾートが現れたプラズマ雲から現れたプラズマの塊で、スーパーGUTSのアンチプラズマ弾で一度倒されても電気エネルギーを吸収して復活した。
両手からプラズマ弾を放ち、空中に放電する事で落雷を起こす。
ビーム攻撃が効かず、ダイナ・フラッシュタイプのソルジェント光線も吸収するが、ダイナ・ミラクルタイプのレボリウムウェーブ・アタックバージョンで異次元に追放された。
カリヤには「プラズマ生物姑獲鳥」と呼ばれた。
日本では「うぶめ」と呼ばれる妖怪らしい。

 

迷子珍獣ハネジロー
身長 33cm
体重 5kg
アスカと同じベッドで寝て、司令室で飛んでいる。

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「闇を呼ぶ少女たち」

「闇を呼ぶ少女たち ービシュメル登場ー
ウルトラマンダイナ』第18話
1998年1月10日放送(第18話)
脚本 長谷川圭一
監督 石井てるよし
特技監督 佐川和夫

 

大魔獣ビシュメル
身長 57m
体重 4万3千t
昔から人間が「悪魔」と言う概念で呼んでいた生物。一種の生命エネルギー体らしい。
聖南女子学園の学園長とすり替わってエリカに黒魔術を授けた。利用していたエリカ達の憎しみを力にして人間達を恐怖と絶望で塗り込めようとする。
口から炎を吐き天変地異を起こす等、魔力でダイナと互角の戦いを繰り広げるが、エリカ達によって心臓に当たる魔方陣の中心に弱点の鏡を置かれて魔力を封じられると最後はダイナ・ミラクルタイプのレボリウムウェーブ・アタックバージョンで異次元に封じ込められた。
エリカ達は「シジルさん」と呼んでいた。

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「幽霊宇宙船」

「幽霊宇宙船 ーゾンバイユ シルバック星人登場ー
ウルトラマンダイナ』第17話
1997年12月27日放送(第17話)
脚本 右田昌万
監督 石井てるよし
特技監督 佐川和夫

 

幽霊船怪獣ゾンバイユ
身長 60m
体重 12万t
数多の美しい星団から魂を貪り尽くして宇宙に死を広げた伝説の怪獣。
青い特殊光線で人間からプラズマエネルギーを分離して吸い上げる。
シルバック星人の宇宙船を乗組員ごと乗っ取っている。普段は宇宙船の姿をしているが攻撃を受けると怪獣の姿に変身する。
一つ目からプラズマエネルギー分離光線と金縛り光線を発する。体を粒子化させて瞬間移動する。体を無数に分散させるがダイナ・ミラクルタイプに本体を発見され、最後はダイナ・フラッシュタイプにソルジェントエネルギーを叩き込まれて爆発し、体内に閉じ込めていたプラズマエネルギーもダイナによって解放された。
名前の由来は「ゾンビ」かな。

 

ゾンビ怪人シルバック星人
身長 190cm
体重 80kg
シルバック暦74602に宇宙船ごとゾンバイユに乗っ取られてしまった。
体がミイラ化し、ゾンバイユに操られる。
口からプラズマエネルギー分離光線を吐く。
何度倒されても立ち上がって迫ってくるがダイナ・フラッシュタイプのビームスライサーで完全消滅した。

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「激闘! 怪獣島」

「激闘! 怪獣島 ーネオザルス クローンシルバゴン クローンシルドロン ハネジロー登場ー
ウルトラマンダイナ』第16話
1997年12月20日放送(第16話)
脚本 川上英幸
監督・特技監督 村石宏實

 

ハイパークローン怪獣ネオザルス
身長 73m
体重 7万t
オオトモ博士がザリーナ地帯の地図にも載っていない島の地下で発見した怪獣に様々な怪獣の遺伝子を組み込んで仕上げた最強の怪獣。スーパーGUTSとクローンシルバゴンに研究所を破壊されそうになったのでハネジローの知的遺伝子を組み込む前に出撃させる事となった。
クローンシルバゴンをパワーで圧倒し、ジャイアントスウィングの後、胸から発するホーミングビームで倒した。しかし、そのまま研究所も破壊してしまい、さらにオオトモ博士も踏み殺してしまった。
ダイナ・ストロングタイプに自分のホーミングビームを利用されて尻尾を失い、最後はガルネイトボンバー・シューティングバージョンでホーミングビームを押し切られ、そのまま倒された。
禁断の地上絵」のデキサドルの着ぐるみを改造している。

 

剛力怪獣クローンシルバゴン
身長 67m
体重 7万6千t
オオトモ博士の遺伝子操作によって作られたクローン怪獣。
レーニングでクローンシルドロンを尻尾攻撃で圧倒するが、ネオザルスとの戦いでは逆にパワーで圧倒されホーミングビームで倒された。
角が青くなり、体が一回り大きくなっている。動かないものも認識できるようになった。
『ティガ』の「虹の怪獣魔境」のシルバゴンの着ぐるみを改造している。

 

変異昆虫クローンシルドロン
身長 64m
体重 4万7千t
オオトモ博士の遺伝子操作によって作られたクローン怪獣。
クローンシルバゴンの尻尾攻撃であえなく倒されてしまった。
体色が赤紫色になり、体が一回り大きくなった。
ウイニングショット」のシルドロンの着ぐるみを改造している。

 

迷子珍獣ハネジロー
身長 33cm
体重 5kg
メラニー遊星で保護された後、TPC生物工学研究所で飼育されていた。
オオトモ博士によると、人間で言えば小学二年生程度の知能を持っていて、動物が常に持っている凶暴な本能をまるで持ち合わせていないとの事。
オオトモ博士によってザリーナ地帯に連れ去られて知的遺伝子を汲み取られそうになるがスーパーGUTSに救出された。

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「優しい標的」

「優しい標的 ーギャンザー クレア星雲人登場ー
ウルトラマンダイナ』第15話
1997年12月13日放送(第15話)
脚本 長谷川圭一
監督・特技監督 村石宏實

 

諜報宇宙人クレア星雲人シオン
身長 180cm
体重 75kg
クレア星雲から来た惑星調査員で地球人類の存在を確認する為に遥か彼方から派遣されたが宇宙船に予想外の事故が起きて地球に不時着したと語るが正体は侵略者であった。
緑色の石でマイを操り、物質変化の電磁波でギャンザーを出現させる。
マイを使ってTPC主要施設の機密データを入手しようとするがリョウによって妨害され、次にギャンザーを使ってTPC基地を破壊しようとするがこれも失敗に終わる。最後は宇宙船で逃走しようとしたところをリョウ怒りの誘導ミサイルで倒された。

 

尖兵怪獣ギャンザー
身長 62m
体重 6万3千t
シオンが使う怪獣で街中に現れて破壊活動を行う。ガッツイーグルの電磁ネットで動きを封じられそうになるがシオンによって転移させられた。
目と両手から青い光弾を発する。右手が切断されても中からムチが飛び出る。
次に山火事を起こしてTPC基地を危機に陥らせるが、ダイナ・フラッシュタイプのソルジェント光線で倒され、山火事もネイチャーコントロールで鎮火させられた。

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「月に眠る覇王」

「月に眠る覇王 ーヌアザ星人登場ー
ウルトラマンダイナ』第14話
1997年12月6日放送(第14話)
脚本 古怒田健志
監督・特技監督 北浦嗣巳

 

宇宙帝王ヌアザ星人イシリス
身長 59m
体重 5万2千t
ヌアザ星の王で全宇宙を支配しようとしていた。
月の裏側にある古代遺跡「王家の谷」の地下にある棺の中で眠っていたが調査に来たカリヤの体を乗っ取って地球に降り立った。TPC基地のコンピューターを使って月の重力発生装置を復活させて地球に落下させようとする。
ヌアザの神を象った石像に宿って復活を果たすが、正気を取り戻したカリヤに棺の中に残っていた本体の心臓を剣で貫かれ、最後はダイナ・ストロングタイプのストロングパンチで吹き飛ばされて爆発した。
イシリスが死ぬと同時に月にあった古代遺跡も爆発した。
名前の由来はケルト神話の「ヌアザ」とエジプト神話の「イシス」と「オシリス」かな。

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「怪獣工場」

「怪獣工場 ーガラオン登場ー
ウルトラマンダイナ』第13話
1997年11月29日放送(第13話)
脚本 川上英幸
監督・特技監督 北浦嗣巳

 

知略宇宙人ジー星人
身長 ドルチェンコ・170cm ウドチェンコ・180cm カマチェンコ・175cm
体重 ドルチェンコ・80kg ウドチェンコ・80kg カマチェンコ・79kg
資源のある地球を植民地にする為、ミジー星からやって来た3人の秘密工作員
手を叩いて地球人に変身するがクシャミをすると変身が解けてしまう。
クモ型UFOで地球にやって来て、地球のレーダー網に引っ掛からないようにガラオンの部品を細分化して防御シールドに包んで持ち込みピコポン玩具製作所で組み立てていた。
武士少年に計画を見破られ、頭部だけ完成している状態のガラオンで戦う事になり、最後はダイナに敗れて「覚えていろー!」と言う捨て台詞を残して逃走した。
合言葉はスーパーGUTSと同じく「ラジャー!」。
名前の由来は「地味」から。

 

三面ロボ頭獣ガラオン
身長 56m
体重 6万5千t
ジー星人が組み立てていた特殊戦闘用メカニックモンスター。
完成すれば全長400mになる予定だったが完成前日に頭部のみで戦う事になる。
「怒り」「泣き」「笑い」の三面を持っていて、それぞれ赤、青、黄色の光線を発する。さらに笑い顔は笑気ガスを発しダイナをも笑わせてしまう。
ダイナ・ミラクルタイプのウルトラマジックで形勢逆転され、ダイナ・フラッシュタイプのビームスライサーで倒された。
転んだら泣き顔に変わるなど芸が細かい。

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「怪盗ヒマラ」

「怪盗ヒマラ ーヒマラ登場ー
ウルトラマンダイナ』第12話
1997年11月22日放送(第12話)
脚本 太田愛
監督・特技監督 原田昌樹

 

怪宇宙人ヒマラ
身長 2m~57m
体重 100kg~4万3千t
「侵略なんて野蛮な事は趣味ではない」と語る謎の宇宙人。
他の星には無い地球の夕焼けの街の美しさに心を奪われ、気に入ったものは手に入れる事に決めているとして、夕焼けの街を赤いセロハンで包んで自分の小箱の中に収めてしまった。
額から出す赤い光線にも転送能力があり、アスカとカリヤを小箱の中に閉じ込めた。
空を自由に動き、瞬間移動も出来るが、おしゃべりでどこかマヌケ。
自分の口の中に入ったダイナとヒマラワールドで戦う。赤い光線を撃つにはポーズに時間がかかり、青い光線も大した威力が無くあっさりと跳ね返される。ダイナ・フラッシュタイプのアッパーパンチで吹っ飛ばされるが、そのまま宇宙船で宇宙へ去って行った。
残された小箱からヒマラが盗んだものも元に戻っていったが……。

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「幻の遊星」

「幻の遊星 ーモンスアーガー ハネジロー登場ー
ウルトラマンダイナ』第11話
1997年11月15日放送(第11話)
脚本 川上英幸
監督・特技監督 原田昌樹

 

破壊獣モンスアーガー
身長 65m
体重 6万8千t
宇宙戦争用に作られた生物兵器。両手を合わせて光弾を撃つ。硬い皮膚であらゆる光線を弾く。
メラニー遊星は大きさは月の三分の一程度で大気中の酸素濃度や重力は地球とほぼ同じとなっている。ホログラムと幻覚ガスで作り出した偽物の自然環境で異星人を誘き寄せてモンスアーガーの餌食にしていた。作った存在は既に滅亡しているらしく、管理者がいなくなった後は宇宙を彷徨っていた。
モンスアーガーはハネジローに弱点を教えてもらったダイナ・ストロングタイプのストロングボムを頭部に受けて火花を散らしながら消滅し、メラニー遊星はモンスアーガーが倒されると消滅するシステムになっていた。

 

迷子珍獣ハネジロー
身長 33cm
体重 5kg
アスカがメラニー遊星で出会った珍獣。主人はモンスアーガーに襲われ、自身もケガをしていた。
最初は怯えて敵意を見せていたが、ケガの手当てをしてくれたアスカに懐く。
目から映像を映し出してメラニー遊星の秘密やモンスアーガーの弱点をアスカ(ダイナ)に教えた。

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